STEP9を開催しました

サマチャレ実施に向けて9回目の研修会STEP9を開催しました。

実施日時 平成30年7月29日(日曜日)9:15~16:15

実施場所 南砺市福野体育館

実施内容 家庭の変化と家庭教育

親と子の関わり方

目標設定

その他


★参加スタッフの感想★

専門学校生 長谷川純:じゅん

本日、STEP9の研修が行われました。砺波のサマーチャレンジ本番まで残り20日ほどとなりました。本番が楽しみという感情と不安という感情が入り混じってますが、準備、練習を積み重ねていき、不安という感情を振り払っていきたいと思います。
「家族との関わり方」「地域の関わり方」についての研修を行いました。
核家族、少子化の問題などを話し合った結果、数多くの問題が浮かび上がりました。私は少子化の影響で多くの問題があると考えています。なぜなら、日本の伝統、技法などを受け継ぐ後継者が少なくなっているからです。また、人口が少なくなっていく内に、外国人に占領され、日本ではなくなってしまうからです。地元のスポーツクラブチーム、教育設備等も失っている事、子供に秘められた才能が眠ったままになっているかもしれません。企業では、人材確保に力を注いでいる所も、ニュースで知りました。それらの問題はすぐに解決することができないので、まずは少しずつ理解者を増やすことが問題解決へ導いていくとおもいます。
全体で話し合った中で、やれることから始めていければ、問題も解決できるはずです。自分達は関係ないではなく、地域全体を巻き込んで行ければ良いとおもいます。
また、親が子と関わらなけれならないお題では、進学、食費などのお金面はもちろんの事ですが、両親が汗水垂らして稼いだお金ですので、感情の気持ちを忘れずいなければなりません。なぜなら、そのおかげ私達学生は好きな事をやれているからです。親孝行していきましょう。
参加者数の名前を答える研修を行いました。私は下の名前を覚えてクイズに望んだのですが、フルネーム答えなければならないことになり、必死に苗字も思い出し、答えていきました。自分達の班の子だけは絶対に答えてやるという事で、素早く手を挙げ、発言しました。一番多く正解した人は、歩行班の団長補佐で顔を見た瞬間に答える姿に凄さを感じ、私自身負けられないとおもいました。
「五つの誓い」「目標設定」の研修を行いました。普段の積み重ねが今後役に立つと信じています。
カミーさんの言葉「時間だけは平等にあります」を聞き、今後の自分の人生は時間の使い方で良くもなるし、悪くもなる事を気づいたので、時間を有効に使っていきたいです。学生スタッフの皆さんに話してしまった以上、やらない選択肢は途絶えてしまいました。とりあえずやるしかないです。
「STEPの内容を振り返る」研修では、色々な事を気づき、学んだ事を確認できました。最初は子供と歩くのに、STEPという研修は必要なのかと疑問になってしまっていました。ただ参加するだけで、他人行儀でいたのですが、STEPを重ねていく度に、スタッフの皆さんはできることが私はできていないと気づいた時、落ち込み、悔しいかったこともありました。それことが何度も続いて、STEPを取り組む姿勢が変わったと思います。また自分と参加者が限界に挑戦しないと130km完歩できない事に気付き、今ではサマーチャレンジ本番の事ばかり考えいます。この事業を成功させる為に最後までやり続けてやると決心しました。
役職ごとに分かれ、本番のコースチェックを歩いたことで、自分のやるべき事について考える機会が増えました。30km歩くのに精一杯なのが、悔しい思った事もあります。サマーチャレンジ経験者は辛くても大声で隊を鼓舞し続けていました。この差を埋める為に、コースチェックから声を出し続けて、いきたいと思います。今では私がやりたいと望んだ事なので辛いのは当たり前だと受け入れ、成長しなければなりません。練習を積み重ねいき、隊を引っ張っていけるサブリーダーになっていきます。今年最後なので、悔いのないようにリーダーと協力して最高の夏にしたいです。
以上です。


大学3年 吉川凌太:よっしー

現代の日本において、「家族」というものの在り方は大きく変容している。核家族化が進み、三世代同居の家庭は圧倒的に減った。女性の社会進出に伴い共働きの家庭も昔に比べ増えた。そして、少子化や晩婚化といった現象は非常に根深い問題となっている。「どうしてそうなったのか?」を考え出すとアインシュタインもビックリの議論が展開されていきそう(…冗談ですが)なので止めておきたいが、それらの問題によって「何が引き起こされたのか?」を考えることには、今ある問題をより正確に捉える上でも非常に大きな意味がある。今回はそんなことを考えさせられるSTEPになったと思う。
今回一番難しかったのは、現代の問題を考えないといけない場面で、私たち学生スタッフにとってその現代の問題がほとんど当たり前のものになっていることだった。自分達にとって当たり前の状況に潜む問題点を探すことは決して簡単ではない。現状を見つめなおして、想像力を頼りに昔の状況と比べてみて、そこから自分達なりに何が問題なのか考えた結果、様々な意見が出た。―核家族化はおじいちゃんやおばあちゃんといった、子どもにとっての親以外の拠り所を失わせてしまったかもしれない。接する機会が減ったことで生活の知恵を伝える場も減ってしまっただろう。共働きの家庭では忙しい親に対して子どもが気を遣ってしまいがちになってはいないだろうか?少子化によって学校の統廃合が実施されれば、学校が一つ無くなること以上に地域の存続という点でも大きな影響があるだろう。更にその地域の伝統や文化を受け継ぐ後継者の不足という問題にも繋がってくるはずだ。―
ここまでにも幾つもの例を挙げてきたが、当然問題はこれだけに留まらないだろう。それにこれらの問題はもっと根っこの部分で絡み合ってもいるからだ。勿論現代の状況全てが悪いというわけではないと思うが、それでもこれだけの問題点が想定できるのである。今の状況を変えることが難しいとしても、今の私達に出来ることは何だろうか?

となみ野サマーチャレンジは地域教育事業である。地域教育とは、家庭教育と学校教育を補うために地域ぐるみで行われる教育のことだ。色々な問題はあったが、多くに共通しているのが、人々の関係性が希薄になってしまったということではないかと思う。だとしたら、サマチャレを通じて地域の人々同士の繋がりがなくなってしまわないように、繋ぎとめることが出来るかもしれない。一生懸命歩く子ども達、それを陰ながら応援する家族の皆様、そして歩いていれば声をかけて下さる地域の方々。そんな繋がりを大事に出来たら、私達の活動はより大きな意味を持つように思える。今年もそんな思いを忘れずに、本番まで頑張っていきたい。

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