STEP8(合宿)を開催しました

事業実施前最後の合宿を開催します。

実施日時 平成30年7月15日(日曜日)9:15~7月16日(月曜日)16:15

実施場所 南砺市福野体育館

実施内容 役職について

アイデンティティー

写真の撮り方

カウンセリング実習

保護者面談演習

感謝を伝える

健康状態確認表チェック

熱中症対策

限界への挑戦

★参加スタッフの感想★

大学2年 鍛治優花:かじこ

STEP8は今年最後の合宿でした。最初にペアになって相手に今のサマチャレに向けての思いを伝えたり、それに対してアドバイスをしたり、相手の良いところを伝えたりしました。相手の思いを聞いてみると、自分が普段その人を見ていてもわからないようなその人の悩みや意思を持っていることが分かりました。やはり、外に発信しないと伝わらないことも多いのでこういう機会がなくても積極的に交流していかなければならないと感じました。また、ほめてもらって素直にとても嬉しかったです。そして周りの人には見られている(見てくれている)のだなと思いました。何かを頑張ろうとするときには絶対に悩みも出てきて、自分自身のためにも自分で考えることも大切ですが、サマチャレはみんなで作るものでこういった自分の心の中を伝えることも大切だと思いました。
合宿一日目は「アイデンティティー」をテーマにして活動しました。このテーマでの活動では大臣になって日本の問題について考えました。日本は様々な問題を抱えていて、そう簡単に「これだ!」という答えや解決策は分かりませんでしたがそれらの問題はつながり合っているという事は分かりました。他にも日本の問題をたくさん挙げてみたりしました。自分には思いつかなかった問題もあって、私たちは問題を他人事としている部分も多くあるように感じました。逆に日本の良いところを考えることもしました。「気遣い、思いやり、安全、清潔」などたくさん良いところが出て改めて自分の国が好きになりました。
サマチャレ本番もあと1か月くらいになり、本番に向けた活動もいくつかありました。
写真の撮り方について学んだり、保護者面談の練習、文章からその人のことを考えどんなアドバイスをするか考えるカウンセリング実習をしました。役職によって、与えられた仕事は違いますが別の役職の仕事を知っていることで気遣いなどもできると思います。
1日目の宿題は家族に感謝の気持ちを伝える手紙を書くことと、グループで「日本人としてのアイデンティティーを高めるにはどうしたらいいか」というお題でプレゼンを考えるという事でした。手紙を家族に向けて書くなんて中学生ぶりで少し恥ずかしかったですが普段面と向かっては言えない感謝の気持ちを伝えられたかなと思います。プレゼンでは、そもそもアイデンティティーとは何なのか、今はどんな状況なのか、なぜこうなっているのか、、考えることがたくさんあってまとめるのが難しかったです。
2日目は、まず、先生から熱中症や子供の健康についてお話を伺いました。大切な子どもを預かる以上、けがや病気など子どもたちを危ない目に合わせてはいけないので、私たちスタッフの責任は重いという事を改めて感じました。健康状態確認表を見ても子供によって苦手なことや得意なことなど様々な個性があることを感じ、サマチャレ中はその子にあった接し方でより良い5日間にしてあげたいと思いました。そのための準備はたくさんあるように思います。
お話を聞いた後は、昨日の宿題のプレゼンの発表をして再度その課題について考えました。その中で、今の日本は人と人とのつながりが希薄になっていてそのことで自分がよければそれでよいという考えが生まれているのではないか、という話になりました。つながりが強まれば日本人のアイデンティティーである思いやりや気遣いの精神を取り戻せるのではないかと思います。そのためにまだそのつながりが残っている地域でそれを残したり、その良さを周りに伝えていくことが私たちのできることではないかと思いました。
最後に、限界への挑戦という事で「猛吠訓練」をしました。猛吠とは自分が出せる最大限の声を出すことです。皆最初は、これくらいかな…という感じで大きな声を出していましたが段々とボリュームも顔も本気になっていって最後には周りを応援する声も出てきました。普段こんなに大きな声は出せといわれても一人では出せません。声をからしてまで大きな声を出すというような普通ならしないようなことに本気で取り組めるような仲間はとても大切な存在であるように感じました。限界は越えられたのか、わかりませんが限界を目指すことは楽しかったです、サマチャレ本番もこれくらいかと自分の力を決めつけずにさらに良いものを目指していきたいです。そのためにまずは目の前にある本番に向けた準備をしていこうと思います。


大学2年 内田侑奈:うなちゃん

今年度最後の合宿を終えました。
最初に、役職について思っていること、感じていることを言ったり、それについてアドバイスをしたりしました。私は今年でスタッフ2年目ですが、他のスタッフが不安に感じていることを聞いたとき、答えることのできないことがたくさんあると思いました。私は去年歩かない役職だったので、その役職をやったこともなく、近くで見る機会もほとんどありませんでした。だから、聞いた話や推測で答える他ありませんでした。今年は、経験がなくても他の班にも視野を広げ、周りがどのようなことをしているのか、どのような動きをしているのか理解を深めていきたいと思いました。
次に、写真の撮り方について学びました。上から撮るか、下から撮るかという、角度で見え方が変わるだけでなく、画面を分割して捉えたり、人物の進行方向を考えたりして撮ることで、より写真で伝えたいものが伝えやすくなることがわかりました。私は今年活動記録班になったので、今回学んだことをしっかりと生かして、素敵な一瞬一瞬をより鮮明に残していきたいと思いました。
アイデンティティーについて考えました。大臣になって日本の問題について考えたとき、問題点ばかり上がっているけれど、それが解決されていることは少ないという意見が出ました。問題点が上がっても、解決しようと考えたり、そのために行動したりしなければ、その問題が解決することはなあので、どんなに小さなことでも、少しずつ行動していけば必ず変わると思いました。次に日本の良いところについて話し合いました。何かの良いところは、単純にそのものの良いところも思い浮かびますが、他のものと比べることが多くあると思いました。今回、日本の良いところという題だったので、他のもの、他国と比べて日本を見たと思います。他国になくて、日本にあるもの、その中で日本の良いところを考えました。自分たちの住んでいる国のよさ、素晴らしさを自分たちで理解して、広めていきたいと思いました。
2日目には、健康状態確認と熱中症対策についてお話を聞きました。健康状態確認は、どの子どもが、どのような病気や特徴があるか、事前に全員で確認しました。自分には関係ないや班の子どもではないからという考えではなく、全員で目を通しておくことで、何かあったときに1番近くにいた人がいち早く対応することができると思いました。また、熱中症対策についても、スタッフが把握しておくことで、子どもたちにもスタッフ自身にも対応できたり、呼びかけたりすることができると思いました。
次に、限界への挑戦、猛吠訓練をしました。私はこのとき風邪気味で、喉が少し痛かったので、最初は少し声をセーブしていました。しかし、みんなが本気で頑張ろうとしている中、風邪なんかを理由に自分だけが本気を出さないことが許せなくなりました。だから、思い切って自分の最大の声を出すようにしました。すると、支えていたものが取れたように、もっともっと大きな声が出るようになりました。自分で決めてしまった限界を一度突破することができると、不思議と喉のイガイガがなくなり、より大きな声を出すことができました。また、自分が頑張ったり、みんなが頑張ったりすると、それにつられてどんどんと全体で本気になっていくと感じました。私はみんなが頑張っているからと大きな声を出すことができました。しかし、みんなからすると私もみんなの一部であるので、一人一人が全体の中の一人であり、全員が本気で取り組む必要があると思いました。限界への挑戦をする経験をしたことで、限界は自分で作ってしまうもので、一緒に頑張ることのできる仲間がいると、よりがんばることができるこもがわかりました。
これから、本番に向けて行動していく中で、一人一人が精一杯がんばり、全員で向上していければ良いと思います。


大学2年 谷口凌太:くるぶし

こんにちは。お久しぶりです。くるぶしです。今回のstep8では主に3部構成で研修が行われました。まずはアイデンティティーについて学ぶということです。アイデンティティーとはここでは存在意義と定義されました。その前に宗教について考えました。おそらくサマチャレがサークル化した後に宗教化する考えなのだと思います。日本人のアイデンティティーについて考える前にまずは日本の問題について各務大臣になった気分で議論しました。僕は同じ福井出身の稲田朋美氏と同じ防衛大臣になりたいです。話しがずれました。この議論では解決策などという壮大なものを考えるというよりは、この日本の現状を再認識することが大事だったのかなと思います。この問題について議論した後は各グループに分かれ日本の問題点を5つあげていきました。考えれば考えるほどたくさんの問題が頭の中に浮かびどれを5つの中に入れようか迷いました。僕的には8日から11日までサークルで富山にいないのに12日の保護者参加者説明会で司会を任されることになったことがいまの日本の問題点だと思います。次に日本のよいところを議論し合いました。日本のよいところの方が問題点よりあまり多く出てこず、他の班とかぶることも多かったです。やはり日本人は謙虚なのであまり他の国に誇れることなどをあまり考えない国民性であることがうかがえます。もし僕たちが日本人ではなくアメリカ人で、犬ぞりで発見!アラスカウィンターチャレンジ(仮名)のスタッフ研修で、アメリカのよい点について議論していれば無限に出てくると思います。そのようなところもアイデンティティーなのかなと思いました。次に日本人らしさについて話し合いました。ますらをやたおやめ、武士道など昔の日本人を彷彿とさせる日本人らしさが出てきて、このような人が日本では少なくなってきているということを再認識しました。僕は生まれてから今まで自分はますらをだと思って生きてきましたが、この話し合いの時には言い出せませんでした。そしてみんなの日本人としてのアイデンティティーというものが徐々にわかり始めたところで課題が出されました。その課題とは、日本人としてのアイデンティティーを高めるには?というプレゼンをするという課題でした。他の班で出たアイデンティティーは日本の良さの話し合いであった、マナーを守ることや美しい日本語の部分をアイデンティティーととらえるプレゼンでどの班もその班のスタッフの個性が出ていてとても面白かったです。僕たちの班は主に地域との関わりやコミュニケーション能力の向上についてプレゼンしました。控えめに言って大爆笑でした。この研修でスタッフの間でアイデンティティーの認識が固まったと思います。2つめに実践練習です。カウンセリング実習や保護者面談の練習などをしました。だんだん本番を意識した研修が増えてきました。また2日目にはお医者さんをお呼びして健康状態確認表のチェックや熱中症についての講義を受け、もしもが起きたときに救護班の人間でなくても迅速に対応できるように知識を身につけました。そして3つめにしたのは、そう、みんなのおまちかね限界への挑戦です。まさかとは思いましたがまたこの研修をやる日が来るなんて思いもよりませんでした。内容は簡単、kamyさんが作成した人生理念のプリントをひたすら大声で音読するという猛吠訓練という限界への挑戦法です。去年は宗教的な文章だなと少し抵抗があったのですが今年はすらすらと文章が体に入ってきて極楽浄土にいった気分でした。猛吠訓練の最中はとても楽しく最高の瞬間でした。これが限界への挑戦かと思えてきて、この楽しさを、本番の子どもたちにも教えてあげたいです。毎日猛吠訓練してもいいほどそれはそれは楽しい時間を送れました。終わったときの余韻が今も続いており、無限に続けられるものだなと思いました。来年も猛吠訓練をしたいです。

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