歩いて発見!となみ野サマーチャレンジ 保護者感想文

歩いて発見!となみ野サマーチャレンジ2013に参加してくれた子供達の保護者の皆様からいただいた感想文の一部です。

掲載にあたって個人名を修正しております。

小学6年生男子 保護者

 子も親も初めてのサマーチャレンジ。申し込んだ時は、おともだちできるかなぁと楽しみにしていましたが、段々と出発の日が近づくにつれて、歩けるかなぁと不安の方が大きくなっていました。と、いうのも本人も私も、ウォークラリーのような、安易に歩けると考えていたからです。

 その考えは、まず第一回目の説明会で改めさせられました。そして段々と、サマーチャレンジのことがわかり、挑戦するということ、完歩する強い意志を知るようになっていきました。

 しかし本人は、一日目、二日目と不安と葛藤しながら、雨と一緒に涙を流しながら歩いていたそうです。そして迎えた三日目、この日からようやく、歩くことが楽しいと思えるようになったそうです。班の中でも、みんなですることの大切さ、結団力が生まれてきたと言っていました。

 不安な気持ちで歩いていた時があったからこそ、最後は笑顔で、そして一日目、二日目に流した涙とは違う感動がそこにはあったと思います。本人は足が痛かった、筋肉がめっちゃついた、などと言っていますが、私は心の成長がみえた貴重な五日間であったと思います。挑戦することへの道を選んだのは本人ですが、このチャンスを与えて下さったことに、心より感謝いたします。

 

小学5年生女子 保護者

うちの娘は生まれて1か月もたたない頃に大きな病気かもしれないと、入院していたことがあります。その頃は「お母さん」と呼ばれるのが苦痛で、親子ともども未熟で無事成長するのか不安でいっぱいでした。そのほかにも今までの成長の日々を思い出し、健康な体で生きていてこんな素晴らしい行事に自分から「参加したい」と言ってくれたことは本当に奇跡としか言いようがないように思います。私たちも親としてサマーチャレンジに参加させてもらえたことを娘に感謝しています。

普段はあまり特徴がない5年生の生活を送っていると思っていましたが、子供の「なんにでも挑戦しようという気持ち」「友達や仲間といて純粋に楽しいと思うその気持ち」それこそが特徴で、それが長所なのだと再認識しました。これからも、娘のいいところを伸ばして寄り添って共に成長していけたらと感じる5日間でした。家族共々貴重な経験を本当にありがとうございました。

 

小学6年生男子 保護者

となみ野サマーチャレンジに今回長男が初めて参加することになりました。

保護者・参加者研修会前までは、子供も全くどんなものかわからない為に準備の為に協力する気もなく私もなかなか具体的に行動をすることができませんでした。しかしながら、研修会後子供もその気になり、サマーチャレンジで必要になる靴、雨具、寝具、備品等を買い揃え、本番までに身体を慣らす為に毎日5時に起きて、6時過ぎまで3キロ以上本番まで2週間毎日2人で歩きました。私は父親として子育ては妻に任せきりだったのですが、この毎朝のウォーキングのお蔭で、色んな話をしていく過程で絆が深まり私にとってはかけがえのない経験をさせていただきました。

サマーチャレンジを終えて、長男も興奮して色々な起こったことについて話をしてくれました。配属された班ではリーダーとサブリーダーからのコメントで張り切って声をだして頑張っていたようでした。

今後は車でとなみ野のランドマークを訪ねる機会があるでしょうが、その時ここは歩いてきたという実感を噛みしめるでしょう。又、今後の人生で待ち受ける苦難の壁を前にしてサマーチャレンジで乗り越えた自信が1歩進む勇気を与えてくれるのではないかと思います。子供達は人生に1度しかない素晴らしい経験をしたのではないかと思います。

サマーチャレンジ中は悪天候で色んな面で神経を擦り減らしたのではないかと推察しますが、こういった体験の機会を与えていただいた神下団長、森副団長をはじめ社会人スタッフ・学生スタッフの方々には感謝の言葉しかありません。

 

小学6年生女子 保護者

また今年もまた娘が達成感に満ち、ひきしまった笑顔でゴールに帰ってきました。二年前もこの笑顔で帰ってきたなぁ、となつかしい思いでいっぱいになりました。

 娘のこの笑顔はサマチャレのゴール直後でしか見ることができません。いつもたくさん笑っているのですが、こんな頼もしい顔は日常生活では引き出すことができません。無理に行かせてしまったのではとの思いもあったので、娘の顔を見て安心し、とても嬉しかったです。

 実は心配症の娘は参加をなかなか決意できず、親としては申込み日が近づいてくるので焦っていました。申込み期日直前にやっと「参加する」と宣言をしてくれました。とは言っても自分の殻を破れない性格なので、事業中はチームメイトと楽しく過ごせているか心配していました。

 しかし帰宅途中「楽しかった!参加してよかった!」と車の中で勇ましく喋り続け、少し音量を下げてくれるようお願いしたくらいです。娘の近くでサポートしていただき、娘の固い殻を破ってくれた学生スタッフの皆さん本当にありがとうございました。皆さんのキラキラした若さあふれる頑張りに感心し、感動しました。娘も皆さんのように熱くエネルギーに満ちた若者に成長してほしいと願っています。土砂降りでも前に進める若者にね!

 最後にいろいろ困難な事が立ちはだかるであろうこの事業を体を張って継続し、子供達に貴重な体験の場を提供してくれるPEACEとなみ野の皆様に大変感謝しています。本当にお疲れ様でした。今後ともよろしくお願いいたします。

 

小学5年生女子 保護者

    今年も行程表と天気予報とにらめっこしながら5日間を過ごしました。昨年は猛暑で心配していましたが、今年は雨と雷。以前の100旅で豪雨にあいポンチョを着て歩行した経験がある姉はぼそっと、ポンチョ着て歩くがっちゃ結構キツかったなぁと呟いていました。
   
ゴールの日。遠くからゴールに向かって歩いて来る姿が見えた時はすごく感動しました。スタッフ、参加者、みんなやりきったという想いが溢れ、すごくいい顔でのゴールでした。
   
キツかったけど楽しかったよ、とさらっと言う娘に歩行の面での心配はさほどしてはいませんでした。
ただ、限界への挑戦という面では達成できたとは言えないように思えます。しおりのリーダーやサブリーダーからの言葉にも、声の大きさや積極性はまだ全力ではない、まだ力が余っているように見えると書かれていました。確かに2年目ではありますがいきなり限界まで、と言われてもついていけなかったのかもしれません。それに関しては娘だけでなく私も同じで、何をするにしてもこのくらいでいいかな?と、とことん頑張りきる事はない毎日を過ごしていたので完全に家での準備不足だったように思います。
   
それでも悪天候、虫刺されで腕はぽんぽん、足の裏にはマメ、と普段にない状況の下、あんなに長い距離を歩ききり、笑顔で帰ってきた娘は本当にすごかったです。よく頑張りました。人見知りの娘が新しくできた友達と話していたり、劇をしたことが楽しかった、と言う新たな面を見ることも出来ました。
   
娘なりにサマチャレのやりがいをもっと多くの人にわかってもらいたいようで、早くも来年の参加を決め、友達にも声をかけているようです。
   
子供にとっても親にとっても素晴らしい経験をすることができ、団長さんをはじめ、スタッフの皆さん、一緒に参加した仲間達には感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

 

 

 

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