STEP4(合宿)を開催しました。

2回目の合宿を実施しました。

歩いて発見!となみ野サマーチャレンジ2016実施に向けて4回目の研修会でした。

実施日時 平成28年6月11日(土) 9:15~6月12日(日)16:15

実施場所 南砺市福野体育館

実施内容 福野体育館の寺井館長に御協力いただき、2日間の合宿研修でしたが、笑いあり、涙ありで寝不足でしたがあっという間の2日間でした。

★参加スタッフの感想★

大学1年岩田彩央:さっちー

STEP4では、たくさんのことを学ぶことができました。
1日目は、まず最初にミーチャートをバージョンアップしました。今までのミーチャート(ニックネーム、趣味・特技、好きな言葉、好きな色、もし10億円当たったら、サマチャレに期待すること)に新たに「なりたい自分」を加え、再び自己紹介をしました。2回目だったのでみんな1回目よりも上手くなっていました。また、前回の反省をふまえて話しをしている人も多く、前回よりも印象に残りやすい自己紹介ができたと思います。
次に自己分析をしました。今までにも何回かしてきてはいるけど、今回は自分の足りている部分と足りない部分を知ることができたし、改善方法も知ることができました。
そして、誘導訓練をしました。数人の人が決められた合図をもとに誘導し、その他の人は目隠しをして1本のロープを持ちながら誘導されました。この活動では、同じ支持で全ての人が同じ動きをするとは限らず、臨機応変に対応することや、別の方法で伝えるなど視点を変えて考えることが大切だということを学びました。
次にノンバーバルで「いいチームとは?」をやりました。ノンバーバルでは、伝えたいことを全て伝えることができず難しかったです。
そして最後に「いいチームの5箇条」について再びスピーチをしました。今度は言葉を使ってもよかったのと2回目ということもあって1回目よりも上手く伝えることができました。また、模造紙を使って観客の気を引くなど様々な工夫が見られました。やはり、言葉を使うことは人に伝える上でとても大切なものだということ改めて感じました。
2日目は1日目の最後に課題として出された「理想の家族」をテーマとしたチームスピーチの発表をしました。今回のスピーチは10分間という今までで1番長いスピーチでした。みんな朝の3時半~4時半くらいまで試行錯誤を繰り返しながら準備をし、スピーチに臨みました。どのチームも寸劇を入れたり小道具を使ったりと工夫を重ねていました。前日のスピーチのこともあって時間を使い切れるような構成にしたり、観客に質問を投げかけたりなど観客を飽きさせないような工夫をしているチームがほとんどでした。しかし、観客の中にはスピーチを妨害する役の人が混じっていました。病人のフリをして倒れたり椅子に座ろうとしなかったりする人などたくさんの役がありました。スピーチを予定通りに進めることができず、苦戦するチームもありました。そのような状況になったとき、どう対応しながらスピーチを進めていくかということが重要になってくると思いました。私たちは、スピーチをすると必ず聞いてくれるという固定概念を持っています。しかし、子どもの前ではそのような考えは通用しません。だから、その場に応じて臨機応変に対応することがとても大切なことだということを学びました。
次に課題の一つであった「サマチャレに期待すること」についてのレポートを読みまわし、お互いにアドバイスをし合いました。互いのレポートを読むことで自分への再確認にもなったし相手から気付かされることもありました。
最後に両親に感謝の気持ちを手紙にしました。前振りで9.11で息子を無くした方の詩を聞いたことで両親への思いが溢れ、みんな涙を流しながら手紙を書いていました。普段、改まって感謝の気持ちを伝えるということは無いけれど、いつまでも当たり前に居てくれるわけではなく、いつか別れがやってきます。それが今日かもしれないし何十年後かもしれません。そう思うと、こういう機会で感謝の気持ちを伝えることができてよかったと思いました。
2日間、このような活動を通してたくさんのことを学ぶことができました。サマチャレのSTEPでは楽しい活動だけではなく辛い活動もあります。しかし、そんな辛い活動を乗り越えられるのは仲間がいるからだと思います。だから、これからも仲間を大切にしながらお互いに高め合っていきたいと思います。


大学1年 竹下恵:たけちゃん

Step4では、「チーム」が一つのテーマでした。

まず、ミーチャートに「なりたい自分」をつけたし、2分間で自己紹介をしました。前々回に行った時は、途中で止まる・時間配分ができない・自己アピールが弱いなど、多くの課題が見つかりました。しかし、今回は前回よりも、うまく・落ち着いて話すことができたと思います。また、自分の成長だけでなく、他の人の成長も感じることのできたものとなりました。

次に、エゴグラムで自己分析をしました。出た結果を分析することで、自分の性格について詳しく知ることができました。どう行動すれば数値が上がるか、対策を教えていただいたので、これから実践していきたいと思います。

次は、誘導訓練をしました。目隠しをしていたこともあって、誘導完了までに多くの時間を使いました。時間がかかった原因として「誘導する人達の中で、特殊な行動をする人がいるという情報を、共有できていなかった」ということなどが挙げられました。サマチャレ本番では、様々な性格の子どもがいるとおもうので、情報共有を怠らず、みんなで協力して困難を乗り越えていきたいと思います。

次に、いろいろな見方のできる絵を見ました。どこに視点を置くかによって、見え方が変わり、とてもおもしろかったです。また、他の人に違った見方を教えてもらったとき、なかなか見えず苦戦しました。人の言うことを素直に取り入れて考えることは、意外と難しいということを、身をもって実感しました。

次に「理想のチームとは」について、ノンバ―バルで発表しました。私のグループでは、聞き手にグループの考えを伝えるという目的を忘れ、お尻を向けて発表をしてしまいました。発表を考える時に、ただ意見を出すだけでなく、目的からそれないように、気を付けていくことも大事だ、ということを学びました。

そのあと、同じ課題をバーバルで発表しました。6つのこと(タイムキーパーは必要だけれども、それ以外にも役割を持つこと・観客を巻き込んで発表すること・会場を広く使って発表すること・棒立ちはダメ・模造紙に単語だけを書くほうが、相手に伝わりやすい・寸劇を入れるとわかりやすい)などを発表のときに気を付けないといけない、ということを学びました。

二日目は、まずラジオ体操と、挨拶の練習をしました。全体的に、前より注意をうけることが少なくなったと思います。習慣を変えることは時間がかかるそうなので、理想の自分になるため、普段から何事も気を付けて行動していきたいです。また、上手に発表するには、堂々とした態度をとればいいと教わったので、それも意識していきたいです。

次に、昨日の宿題の一つにあった、「理想の家族とは」についてグループで発表しました。発表本番では、会場が騒がしく、どこからどこまで対処すればいいかがわからず、戸惑いました。しかし、解決方法に「最初に、発表を聞くときのルールを決めておく・体調の悪そうな人は、後ろに下げる・後ろにいる子には、10歩だけ前にでてみようと提案する」などという対策を、先輩から教えていただきました。

次は、1日目の宿題で書いた「サマチャレに期待すること」を2人、4人で読みあいました。そして、そのレポートについて、お互いにアドバイスをしました。レポートを書くときには、相手が読みやすいように工夫することが大事だ、ということを改めて認識しました。注意されたことは、これからのレポートづくりに生かしていきたいです。また、先輩方のレポートを読むと、自分のことだけではなく、周りのこと・サマチャレ全体のことも書かれており、すごいなと思いました。

午後からは、飛行機に乗った後、1つの詩を読み、親への感謝の気持ちを手紙に書きました。詩を読むことで、自分はいつ死ぬかわからない、この一瞬一瞬を本気で生きようという気持ちに、自然となりました。そして、普段面と向かって言えない思いを、手紙で伝えることができたと思います。

今回の研修でも、多くの気づきがありました。学んだことを自分のものにし、成長につなげていきたいです。


大学1年 藤巻 凌:マッキー

今回のSTEP4は2回目の合宿となり、今回も様々なことを学びました。

まずミーチャートのバージョンアップをし、改めて自己紹介を行いました。前回の自己紹介を踏まえ、どうすればよりよい自己アピールになるのかを反省し、改善して臨みました。具体的には、聞いている側が退屈しないように自己紹介に面白みをもたせたり、聞き手の目を見ながら話したりすることです。こうすることでよりよい自己アピールになったと思います。

自己分析では自分にはAdult要素が極端に少ないことに気づかされました。自分は何も考えずに衝動的に行動することがしばしばあります。行動に移す前にまずは1度考えてみることを意識してこれから過ごしていきます。また自分は楽観主義で無計画に物事を行うことが多いので、そこも改善していきます。

誘導訓練では目隠しをされた人たちを、言葉を用いらずに三角形の形の線上に並ぶよう誘導する訓練をしました。おでこや後頭部、肩に触れることで進行方向や向いている角度を調整するのですが、なかには見当違いの方向に動く人も中にいて(正確にはそう指示された)苦労しました。しかしここで大切なのは、そのような人をどうすればうまく移動させられるかのコツを早急に発見し、誘導側でその情報を的確に共有することであったと気づかされました。本番でも子供たちを相手に行動するため、おそらくこれと似た状況が起きることがあるかもしれない。その際には今回学んだ情報の共有を意識して取り組んでいきます。

初日の夕方にはだまし絵の観察をしました。最初に出てきただまし絵(老婆と少女、アヒルとウサギ)は小学校の頃に習っていたので、特に大きな苦労はありませんでしたが、後半に出てきたものにはとても苦戦しました。だまし絵の面白いところは、1つ何かの絵が見えると視点を変えて別の絵を発見し認識することが非常に困難な点です。そして自分の経験上、またこの活動を通して再認識したことは、別の絵を認識するためには他人の助けが必要不可欠であることです。私はこれらの現象がだまし絵に限ったことではないことに気がつきました。視野が狭くて一つのことしか考えられない人は、他の意見や考えを自己に取り入れることができません。周りが見えず一つのことだけに没頭し、その結果暴走してしまいます。そこで大切なのは周りにいる他人です。狭い視野を広げてあげて、他にもこのような見方や考え方があるよと教えてあげることが重要ではないのでしょうか。だまし絵のように自分の視点を自分で変えることは相当な困難です。他人が視点を変えさせることがとても大切です。そして相互に視野を広げあって支えあっていくことが重要だと私は思います。

今回の合宿では「よいチームの5要素」と「理想の家族」についてのプレゼンテーション2つを行いました。プレゼンテーションで私が大切なことだと気づいたのは、まず聞いている側が主役(聞いている側もただ聞くだけではなく、そのプレゼンテーションに主体的に参加できる)であることです。具体的には、聞いている側に問いかけや質問を投げかけたり、プレゼンテーションをクイズ形式にして考えてもらったりすることです。発表側が一方的にガンガン説明していくのではなく、聞き手も主体的に参加するように仕向けることで、発表側と聞き手のキャッチボールが成立し、よりよいプレゼンテーションを作り上げることができるのではないでしょうか。

また、今回の合宿でとても心に突き刺さった言葉があります。「逃げた先は入り口だった。逃げているのはいつも自分自身だ。」というものです。振り返れば思い当たることは泉のように溢れ出てきます。自分はいつの間にか逃げ腰の人生を送っていたように思います。あらゆる困難にも立ち向かう強い精神が今の私には必要です。そう気づかされました。

次回のSTEPでも多くの発見を大切にし、それを持ち帰って自分を成長させていきたいです。

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