STEP2(合宿)を開催しました

歩いて発見!となみ野サマーチャレンジ2025開催に向けて最初の合宿を開催しました

実施日時 2025年 6月7日9:00~6月8日16:45

実施場所 砺波青少年自然の家 第1研修室

実施内容 社会人基礎力を高める研修等

※参加に必要な物:参加費2,000円、筆記用具、洗面用具、着替え、帽子、内履き、外履き、タオル等 


 今回のSTEP2では、自分を知ることと、そのうえでチームとしての役割を学ぶことができた。1日目の午前中に、「対人関係チェックリスト」と「学習スタイル確認チェック」を行った。対人関係チェックリストでは、「褒められたい」「明るく元気」というように、私のひととなりを客観視することができた。当てはまるところが多く、共感しやすかったが、自分とは逆の性格の人の性格や行動は理解できていなかったことが多かった。自分の個性を主張することも重要だが、チームとして行動する場合、協調して一つの目的に取り組むことが難しくなる。この活動により、自分とは価値観や考え方が異なる人を受けいれ、新たな視点を取り入れることができるという肯定的な考え方をもっていくべきであると考えた。また、学習スタイル確認チェックでは、「とりあえずやってみる」という活動家であると判断された。これも共感できることばかりで私の今までの人生を振り返ると、「なるようになるさ」という精神でここまで乗り越えてきたのだと改めて考えさせられた。しかし、裏を返すと、私は考えることを拒み、根拠のない自信を持っていることに過ぎないということである。だからこそ、しっかりと熟考するタイプの人などと一緒に活動することによって、お互いのことを補えるため大切であると考えた。また、私は即断即決が良い点でもあるが悪い点でもあるので、じっくりと考え、あらゆる可能性を考えていかなければならないと考えた。

 1日目の午後は、言葉や文字を使わない、ノンバーバルプレゼンに挑んだ。まず、「スポーツ選手のスター人生」というお題のプレゼンを行った。ノンバーバルは言葉を用いずにジェスチャーや表情、動きなどの視覚情報で相手に伝えるというものであり、普段いかに言葉に頼ってコミュニケーションを頼っているかを実感する機会となった。私たちのグループは、スポーツ選手ではなく、野球選手のスター人生を表現しているようなプレゼンとなってしまっていたため、数種類のスポーツをプレゼンの中に取り入れ、「スポーツ選手」を伝えられるような表現方法を意識するべきだと考えた。次に、道具を何かに見立てたノンバーバルプレゼンを行った。ほうきや、てみを使用し、想像力をかきたてて表現した。この活動を通して、創造的な発想や想像力の重要性を理解したとともに、非言語的表現における身体の使い方や、答える側の想像性も重要であると思った。サマチャレ本番でも、子どもたちの様子を表情や行動から推測する場合があると思う。子どもたち一人一人に合った支援を見つけることができるように、試行錯誤しながら特徴をつかむことが大切であると気が付いた。

 1日目の夜から2日目の朝にかけては、臨機応変に対応する必要性を、チームプレゼンを通して学んだ。小学生に向けてのプレゼン、テレビの公開番組に来ている人たちに向けてのプレゼンなど、状況によってプレゼンの構成や、聴衆のニーズが異なるため、ある程度の柔軟さ、自由さが求められた。しかし、準備していた構成どおりに進めていこうとしてしまったがあまり、主となる本題を伝えきれなかったという反省が残った。その経験を通して、プレゼンにおいて最も重要なことは「相手に何を伝えたいのか」という目的を常に意識することだと気が付いた。状況が変化したとしても、伝えるべき核となるメッセージをぶらさずに届けるためには、準備段階での本質的な理解と明確な目標設定が不可欠である。また、チームでのプレゼンだったからこそ、メンバー間の情報共有や役割分担の重要性も実感した。どのような状況でも、互いにフォローし合える関係性を築くことが、柔軟な対応力につながると考える。

 今回のSTEP2から、自分自身を客観的に考えたり、チームとして補い合ったりしながら活動することの大切さを実感することができた。自分とは異なる価値観や行動を示す人と協働し、新たな視点や学びを得たいと考える。

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