STEP3を開催しました。

3回目のスタッフ研修会を開催しました。

6月に実施予定だった、STEP3ですが、新型コロナウイルスの感染拡大により、大学の課外活動禁止などがあって、5カ月ぶりに実施出来ました。

実施日時 2021年11月7日(日曜日) 9:00~16:00

実施場所 南砺市福野体育館

実施内容 価値 他

★参加スタッフの感想★

 私は、本日のSTEPを通して「価値感」及び「自分の価値」について考えた。

 まずは、連想ゲームから始まった。全員で円を作って、次々と出されたお題を答えていく。「熱いもの」や「大きいもの」など抽象生の高いお題が出された。抽象生が高いだけあって、人によって答えが全く違う。このようなゲームの中でも人それぞれの価値観が出ているのだと気づかされ、改めて、人それぞれは価値観をもっているのだと思った。

その後に、目玉焼きについて論争し、野菜か花、生まれ変わるなら男性か女性か話し合った。野菜か花か、男性か女性かは、私はどちらでも、経験できたら良いなと楽観的な気持ちで考えていたが、周りは熱があり、強い自分の主張をもっていた。逆に私は目玉焼きに関して主張を譲れなく、周りが置いてきぼりになっていた。このような2択問題から、自分にとって何か自然と大切にしていることや自分の軸がどこに置いていることが分かった感覚があった。知らず知らずのうちに自分の価値観が引き出されているように思った。当たり前だが、他者の価値観は自分のものではない。正直グループで話し合ったときに理解できないものもあった。

だからこそ、価値観は「許容する」か「許容しない」かの判断を自分自身ですることが大事なのだと思った。他者の価値観をあえて「許容する」ことで他者から学べることがあるかもしれないだろう。しかし、それは闇雲に許容すれば良いということではない。明らかに間違った考えを「許容しない」という判断をすることも大事になるときもあると思う。どちらの考えも大切して、今後のSTEPや生活に生かしていきたい。

最後に、「自分の価値」について、1分間のプレゼンをした。これが今回の肝であったと思う。「情けない話、自分の価値について考えた事がなかった。しかし、社会に出る際に面接などで「自分の価値」を証明しなければいけない場面がある。その際に自分は一体どのような主張ができるだろうか。

今回のSTEPでは自分の価値を考えることが宿題となった。自分という人間がこのチームの中でどんな価値があるのか。そこに軸をおいて、自分を見つめ直していきたい。


 今年度3度目であり最後のステップとなった今回のテーマは、様々な「価値」を考えようというものでした。この地球上には自分だけではなく多くの他人がいて成り立っています。その中で存在する自分の価値や他人の価値について深く考えました。今回の研修で行ったなかで、私が特に印象に残った研修を書いていきたいと思います。

①learning by doing

いくつかのグループに分かれて、「目玉焼きにかけるなら何?」や「生まれ変わるなら男性?女性?」などの質問に対し、自分の価値観と他人の価値観を比較しあいました。グループによって飛び出す意見は本当にばらばらで、人ってこんなにも違うものなのかと驚きました。例え同じ意見であっても、その結論にたどり着くまでの理由が大きく違うこともあり、互いに納得できたり、できなかったり、考え方って無限大だなあと感じました。

②友人って?親友って?恋人って?

こちらもいくつかのグループに分かれて、「友人ってどこから友人なの?」、「親友って友人とどう違うの?」などと基準や考え方の違いを共有しあいました。普段このような話を人とする機会がまずないですから、新しい発見があるばかりでした。私のグループでは、友人の延長線上に親友があり、親友のトップに君臨するのが恋人じゃないの?といった意見がありました。皆さんはどのように考えますか?

③自分の価値を一分で語れ!デスゲーム!

「地球が隕石により滅亡してしまう。しかし、3人だけ宇宙船に乗って避難できる。さあ、誰を選出する?」と戦々恐々とする話の中で始まりを遂げたこの研修。一人当たり一分の中で自分をどう説明すれば生き残ることができるのか、必死に皆で自己アピールをしあいました。アピールの中で、ついつい自分の癖がでてしまい、「たぶんできます!」とか、「これこれは苦手ですが」といったマイナスな発言をして生き残れずというような事態が多発しました。それは心の中に眠る自分の弱みであり、それを上回るような自分の価値を作り出さなければいけない、と考えさせられるものがありました。

 以上のような研修を通して、参加者全員新たな「価値」について深く考えることができました。


 私は速水、そう、あのデスゲームで生き残った3人の内の1人だ。その生存者から今回のシェアラーが選ばれたということで、なんて理不尽な、という気持ち半面、後世に私たちの活動を伝えていくことができる、名誉ある任務で私は誇らしい。

 あれは、2021年11月7日のことだった。16時に我が星、地球、を容易に破壊できるおうし座流星群が、富山にも落ちてくることを初めて知らされた。一刻も早く地球を脱出しなければならなかったのだが、Kamyさんこと元ボスの力をもってまでしても、3人用のスペースシャトルしか用意ができなかった。そこで始まったのが、デスゲーム。ボスを除いたメンバーで、各々が、自分はいかに生き残る価値があるかということを1分のタイムリミットでプレゼンをし、誰が生き残るべきかを投票した。一方で、地球に残り、新たな星に生まれ変わることを決めたKamyさんは、9時から16時の間、つまり地球消滅を知らされる前に、デスゲームを除いた4つの活動を最後の最後まで行ってくれた。私はそこに後世に伝えたいことがあるのではないかと考え、忘れる前にそれをシェアラーとして記しておく。

 まず初めに、白いポンポン連想ゲームをした。一見可愛い名前から、お気楽なゲームだと思われがちだが、そんなことはない。これはボスが出したお題に、メンバー21人の連想が被らないように答えていかなければいけない訓練だ。この訓練は時間制限内で迅速に連想をしないといけない、したがって、デスゲームの生存者が宇宙でも瞬時にアイデアが浮かぶトレーニングだったのだ。次に、二択のお題について議論しあった。例えば、生まれ変わるなら男性か女性かや、持つなら読心術か透視能力かなどについて話し合った。立ち止まって考えてみると、生まれ変わるなら男や女がいいとか、透視能力は女湯が覗けるから透視能力が断然いい、といった話はどうでもいいのである。これも、万が一トラブルが発生し、取捨選択を迫られた場合に、適切な判断を下せるようになる演習だったのだ。さらに、3、4つ目の活動だった基本行動練習と、友人、親友、そして恋人の条件を考えることも、私たち生存者が到着した惑星先で他のスペースシャトルで逃れてきた人たちと、日本人としての正しいマナーを持って接することができるためや、かつて存在していた日本人の考え、文化をしっかりと後世に残すための教えだったに違いない。

 こう振り返ると、普段は厳しいKamyさんの活動の中に優しさを垣間見ることができる。私は、今までの活動で得た教訓を今後、こういった文章の形で残したり、実践して後世に残していこうと思っている。さようなら全てのエヴァンゲリオン。


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