2年目の景色

クラウドファンディング20日目です。

御支援いただいた皆様、ありがとうございます。

今日は、森事務局長から学生スタッフへ向けてのメッセージです。

「歩いて発見!となみ野サマーチャレンジ(以下、サマチャレ)」は、主に大学生の学生スタッフが中心となり子ども達をサポートしています。毎年のサマチャレ本番が終わっても、事業の振り返りや検証、報告会の実施と息つく間もなく、年が明ければ新規スタッフ募集に向けての活動が始まり、5月からは新しいチームでの研修がスタートします。毎年、約40名の学生スタッフが集まりますが、継続してくれる学生スタッフは約半数で、大学の4年間を継続するのは1割程度と、とても寂しい状況です。一度経験することで得られた達成感や燃え尽き症候群、150時間を超える研修の大変さもあるのでしょうが、そんなスタッフに私はいつも「2年目の景色を見て欲しい」と語りかけています。

私が思うに、子ども達にとってはサマチャレでの5日間がこの事業の全てですが、学生スタッフのメインは、むしろ研修にあると思っています。研修と言うと講師が延々と「こういう時はこうしなさい、ここには注意が必要です」といった受け身のものをイメージするかもしれませんが、サマチャレの研修はそれとは全く違い、自ら考え、自ら気づきを得るというとても魅力的な研修です。笑いあり涙あり、スタッフ同士が切磋琢磨して成長していく姿は、原石が磨かれてダイヤモンドになっていくように、彼らが光り輝く過程なのです。「継続は力なり」と言いますが、やはり1年だけで満足してしまうスタッフと、4年間かけて自分磨きをするスタッフには大きな差が見られます。1年目、先輩スタッフに憧れ、自分もこんな人間になりたいとがむしゃらに突き進んだ夏。2年目、先輩として後輩に負けられないという危機感が生まれた。3年目、スタッフの中心となり、自分の事よりチームワークを考えられるようになった。4年目、最終学年として後輩達に何を残していけるのか、どんな背中を見せていくのかと自分を奮い立たせた。このような変化は続けるからこそ見えてくるもので、途中で辞めてしまっては味わうことができないのです。だから私は今年も彼らに語りかけます。来年の景色を見て欲しいと。

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