スタッフの思い 角田千奈

クラウドファンディング19日目です。

御支援いただいた皆様ありがとうございます。

大学2年 角田千奈

 本番まで、スタッフは研修やテスト歩行を通してスタッフ同士が互いに協力し合い、高め合える仲間づくりができる。研修では、去年と同じことを行ってもその時のチームが変われば先輩からの視点、後輩からの視点がありより深く理解できたこともあるし、去年とは違った考えを持つことができた。またトラブルシューティングを行ったり、医師の方から熱中症について詳しく学ぶことができた。テスト歩行では、2日目のコースを最後まで歩き切ることができなかった。隊列から遅れたときに先輩や同級生から様々な応援をしていただいた。最後まで歩き切ることはできず悔しさや本番への不安が残ったが、この時にしてもらったことを手本とし、本番では子どもたちのやる気スイッチを自分も押せるような関わり方をしようと感じた。

今年の本番では、子どもたちの数多くの成長を間近で感じることができた。4日目では午後から隊列から遅れた子どもを見ていた。その子どもは今までも足が痛い、お腹が痛いと訴え班に遅れ続けていた。頑張っているとは思うが、その子どもだけではなく他の子どもたちも頑張っている、ゴールまで遅れてはならないと感じた。班長や社会人スタッフの方に対処法を教えてもらい、やる気スイッチを模索しながらも関わった。その子どもは辛い顔をしながらも一生懸命隊列に戻ろうと頑張っていた。ついに班に戻ることができ、その子どもの中で何かが変わったのではないかと感じた。その後ゴールまで少しのところで1人熱中症の症状が出た子どもがいた。その子どもは意識が朦朧としていたが「完歩したい」と言って少しずつ歩いていた。諦めたくはないという強い気持ちが伝わってきた。体力のことを考え途中で宿泊地に移動しその子どもは多めに睡眠をとることとなった。5日目の朝2人で一足早く5時に出発し、昨日の地点から歩くこととなったが、あっという間に残っていた道のりを歩いていた。さらに4日目に遅れていた子どもが同じ班の中で遅れそうになっている子どもの背中を押して応援しながら歩サマチャレいている光景を見た。とても感動した。また全体を見て班の雰囲気も前日より団結しているのが分かった。子どもたちは成長しているのだと感じた。

サマチャレの参加前は誰にも不安はあるだろう。サマチャレは自分を高めることができる、同志とともに成長することができる。そして子どもたちとも夏の努力と感動の経験ができる。スタッフもとなみ野もここにしかいない。ここでしかできないことであり、参加した人しか味わえないことがたくさんある。サマチャレの魅力だ。きっと5日間で得るものは子どもたちの一生の強みになるだろう。さらに多くの子どもたちが参加してくださることを願っている。

最後に、今年も多くの人に支えてもらった。先輩後輩同級生など全ての方から刺激をもらい、共に悩み考え支えてくれる仲間がいたからこそ今年のサマチャレを続けることができた。とても感謝している。それだけでなく社会人スタッフの方、医師の先生、地域の方、多くの方の支えがあった。となみ野は暖かい地域だと心の底から感じた。この仲間や地域をこれからも大切にしていきたい。

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