保護者の皆様からの感想です。

歩いて発見!となみ野サマーチャレンジ参加者の保護者の皆様から感想文を提出いただきました。

4泊5日を終えて、保護者の皆様が感じられて事の一部を御紹介させていただきます。

ただし、個人が特定できない様に個人名等は修正させていただきました。


 

小学4年生男子の保護者

まずは、23日に帰って来た時の顔を見てホッとしました。初のサマチャレの参加で、きっと想像以上にキツイ経験をしている事だと送られて来たハガキからも分かりました。『サマチャレが思っていたよりキツイのは1日目でよくわかりました。明日は大人でもキツイと言っていた登り坂です。くたばるかもしれないけど頑張ります』短い文面で可愛い絵も描かれており家族は笑っていましたが、本人は強い決意のもと挑む覚悟を自分で決断したんだと感じ取れました。既に1つ成長している事に気づかされました。
帰って来て直ぐに聞くのは少し躊躇ったのですが、『来年出る?』の問いに『出る!3年間出て3ルート制覇する!!』と答えました。サマチャレに送り出した身ではあるのですが130キロも歩いて帰って来たばかりでなぜ即答出来るのか疑問にも思いましたが4泊5日間の話を聞くうちにとても良い経験をしたのが分かりました。一つ目は、先に言った強い決意で決断した事。二つ目は、『辛っかた?』『うん!でも声を出して笑顔でいれば乗り切れるよ!』困難を乗り切る方法を見つけていました。三つ目は、『チャレンジして出来る様になった事は?』『自分の荷物の準備が完璧じゃないけど出来る様になったよ!それに人の話はちゃんと聞かないと後の行動が分からなくなるからしっかり聞くことが出来る様になったよ!これで凄く怒られたし~笑』チームで行っているので自分の行動で周りに迷惑をかけてしまうんだと気づかされた事。そして四っつ目、『お父さんとお母さんって130㌔歩いた事ある?』『ないよ~!』『俺、歩いたんだよ!俺、凄いわ~!!』歩き切った事の達成感と自信。
小学校4年の息子を10年間見守り、育てていますが4泊5日のチャレンジでこんなにも学び・経験し成長した姿を見て感動しました。歩ききった本人は勿論ですが、親である私達にも良い経験をさせて頂いたと思っております。本当にありがとうございました。
来年の目標は、『今回泣いている子がいたけど、自分が歩く事で精いっぱいで何も出来なかったから、次は何か出来たら良いな~』と言っています。と言う事で次回も息子を宜しくお願いします。
余談になりますが・・・サマチャレTシャツは宝物になっています。『汗かいてるし洗濯しよう!』と言うと『字が消えるかもしれないから嫌っ!!』と言われました。字は消えない事を伝えると、『良かった・・・辛い時や、嫌なことがあったらこれ(サマチャレTシャツ)見ようと思ってさ~』と自信の象徴になったようです。


小学6年生女子の保護者

今年もこの季節がやってきました。今年はどうするのかな?と気にかけていたら、「最後だし参加したい」と言ってきました。最高学年となり、今回のサマーチャレンジや陸上の練習会や他の行事にも何でも挑戦することを目にすることが多くなりました。その光景に嬉しく、そして頼もしく感じておりました。いざ、夏休みに突入すると、ほとんど居間のソファーの端を陣取り、本・マンガ・ゲーム・テレビ・兄弟げんかと・・・サマーチャレンジを忘れる日々を過ごしておりました。3回チャレンジした姉は、夏休みになるとラジオ体操前に30~50分程ウォーキングをしていたのですが、彼女は1度も歩くことありませんでした。自発的にしていたことは、目覚ましをかけて5時に起きていた事だけでした。今回は全ての事を挑戦してもらうために、あまり手をかけずに見守ることに決めました。
スタートの日、親の内心とは裏腹に彼女は、初参加にも関わらずリラックスし、友達と話したり、リーダーと会話したり終始笑っていました。その顔を見て「大丈夫だな」と確信しました。
ゴールの日、元気な姿をみて、声をかけてハイタッチすると“バシッ”と自信に満ちた顔で、余力あるハイタッチの感触を今でも忘れません。本当によく頑張りました。お別れ会の時も、最後の最後までしっかり発言する姿は、大きく・眩しく・誇らしげに思えました。そしていつもならこの日で終わるのですが、彼女は荷物を一切触らないで欲しいと私に言いました。自分で洗濯物を区分けし、干し、たたみ、全ての荷物を自分一人で片付け、事前準備以上にきれいに整理してくれました。これにはびっくりです。
サマーチャレンジ魔法にかけられました・・・。数日後には元通りに戻っていましたが、彼女の新たな一面や、彼女の新たな力をみることができ、本当に関わってくださった方皆様に感謝いたします。
“ありがとうございました”。


小学5年生男子の保護者
サマチャレを終えての感想は、感謝の一言に尽きます。まずは完歩できた息子に感動をありがとう。

進級して生活が変わり、どこか自信を無くしていた息子を奮起させたくて応募しました。そんなこちらの思いで送り出したのですが、厳しい課題に耐えクリアし、心配していた友達もでき、自分のことは自分でして(五日間限定)多くの方に支えて頂き帰ってきた姿を見て五日間での成長を感じました。日常にはすぐにもどりましたが、息子の経験値になることはもちろん今後の励みになると思います。親も勉強になりました。
次にすべてのスタッフさんに感謝です。子供たちのために、生活の一部を捧げてくださって本当にありがとうございます。工夫を凝らして子供に関わって頂けて、熱意が子供にも伝わっていたと思います。
最後に五日間息子と一緒にがんばった荷物にありがとう。濡れたままのタオルが三本、ビニール袋に入らずそのままリュックの中にあったのを見ると笑ってしまいましたが、必死にみんなについていこうとしていたのでしょう。かかとのすり減って真っ黒になった靴を見ると、本当にがんばったのだなと感心しました。
みんなと暮らし、みんなとがんばった四泊五日。子にとっても、親にとっても発見、感動、感謝の五日間でした。本当にありがとうございました。

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