繋がる

クラウドファンディング40日目となりました。

第1回からスタッフとして参加をし、現在も事務局として活躍中の松平純子さんからのコメントです。

「となみ野サマーチャレンジ」は私にとって夏の恒例行事となっている。前身の「となみ野100㎞徒歩の旅」から数え15年、自分が小学生だったなら、とりあえず回避したくなる真夏の130㎞徒歩。ましてや年齢を重ね体力もほどほどなのに、よくまぁ続けられているものだと自分に関心を持ってしまう。思い返せば、過去この行事に携わった延べ人数は計り知れないでしょう。でもその計り知れないほどの出会いがあり今の私がいる。普通に社会人として生きているならば、学生スタッフ、参加者の小学生、地域協力者など、まず繋がりはなかっただろう。

はて?どこにそんな魅力が⁈学生スタッフは、本番5日間のためにそれこそ多くの時間を費やし研修を行っている。初めはぎこちない喋りや行動も気付けば堂々とした自信ある人間と変わっていく。悩み泣いたことも、自信を無くし落ち込んだりもするだろうが、5日間子供たちを安全に、そして130㎞完歩の達成感を味わうための努力は相当なものだ。参加者の子供たちはどうだろう。自ら挑戦する子、友達と一緒に挑戦する子、親のすすめで、ご褒美目当てで…などなど。いずれにせよ挑戦することは素晴らしい。5日間は親に甘えることができない。5時起床で身支度を行い6時には歩行開始となる。足が痛くても上級生は下級生を気遣い、めげそうになれば声を掛け合い励まし合う、そこにはキラキラした空間が広がっていく。学生スタッフも参加者の子供たちも、辛くて楽しいこの時に成長と新しい自分を発見するためにやってくるのだろう。

私はどうだろう。サマーチャレンジ5日間はカメラ片手に奮闘している。学生スタッフの研修会では毎度後方より見守る裏方である。備品をせっせと準備し時には講師もやる。講師なんておこがましいが、自分の知識を少しでも伝えられるなら、そして少しでも吸収してもらえるならば。本来何かを教示するなんて、この事業に携わる前の私には考えられないが、それを出来るようにさせてくれるのがこの事業だ。それこそ出会った人の数が私を成長させてくれた証だろう。以前私がリーダーをした班の子供が学生になりスタッフとして戻ってきてくれた。ただただ嬉しかったのを覚えている。その繋がりに感謝したい。

「となみ野サマーチャレンジ2019」。今年はどんな夏になるのだろうか。継続しスタッフとして参加してくれる学生と、新たに参加してくれる学生。再会と新たな繋がりが生まれる。ともに長い時間を泣いて笑って切磋琢磨し向上していくだろう。130㎞完歩を目指し参加する子供たちにも素晴らしい夏がやってくることを期待している。そして私は、永久に残る思い出の瞬間を切り取っていきたい。

クラウドファンディング 詳しくはこちら↓↓↓

コメントをどうぞ

コメントを投稿するにはログインしてください。