スタッフの思い 野竹純菜

クラウドファンディング10日目です。

高校2年 野竹純菜

 サマチャレの魅力の1つは、人を好きになることです。5日間の活動で、コールの声が日に日に大きくなる子、準備が早くなる子、歩行中遅れ気味の仲間を後ろから押してあげるようになる思いやりのある子、残していた食事量でも間食できるようになる子など、様々な面で子どもたちの成長を感じることが出来ました。また、私がどのように班作りをしたらよいかわからない時は親身に相談に乗ってくださり、私がくじけそうな時は厳しく喝を入れてくださる先輩方と出会えることが出来ました。5日間たくさんの方と生活し、一人一人との接し方を考えたり、各々の考えを共有し、指摘し合ったりすることで自分の考えを変えたり視野を広げたり視点を変えたりすることが出来ました。そして人と関わることに興味関心を持ったり、話をするのが好きになったりできると思います。

魅力のもうひとつは、地域を好きになることです。私は小学生の時もサマチャレに参加し、昨年で2回目の参加でした。小学生の時もスタッフの今回も、変わらない地域の温かさを感じました。「暑いがに大変やね」、「頑張れ!」と笑顔で声をかけて下さる地域の方の声援はとても励みになります。また、砺波、南砺、小矢部には緑に囲まれた大自然が広がります。暖かい住民、大きな自然を肌で感じることができ、となみ野が大好きになります。完歩後に見た、利賀の山々はこんなに長い距離を歩いてきたのだと思い、とても感慨深くなります。さらに、人には歩けない距離は無い、限界なんてないと実感させられます。それを小学生の時から私は感じました。そういった地域を肌で感じ、愛する心や、挑戦する力、諦めない力を学ぶことができるのも大きな魅力です。

サマチャレ本番に向けての研修、本番5日間を通して、当たり前が当たり前ではないということに改めて気づきました。クーラーや暖房のある心地良い環境で過ごせること、ジュースやお菓子はもちろん美味しい飲料水を飲むことが出来ること、お金を払えば便利な交通機関を利用できること、自分の考えが通ること、嫌なことから逃げ出したりしても何も思わない環境が現社会にあることなど。私たちが普段どれだけ甘やかされ、自分がどれだけ自分自身に甘いのかを実感しました。だからこそ、日々の生活に感謝しなければいけないと改めて感じました。

サマチャレは、真夏に130kmを歩くという一見理解し難いものですが、参加することによって人、地域を知り、達成感を味わうことができ、魅力を感じることができる事業です。

私は現在高校2年生です。今年はスタッフとして参加し、自分の不甲斐なさにとても悔しい思いをしました。本番が終わってから1日もサマチャレを忘れることはありません。だから再来年、大学生になってもう一度サマチャレに挑戦し、子どもたちの成長をサポートすると共に自分の心身も鍛え、迷惑をかけたことに対する恩返しとリベンジをしたいと思っています。

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