スタッフの思い 上 愛実

クラウドファンディング8日目です。

大学3年 上 愛実

 私は歩いて発見!となみ野サマーチャレンジ(以下サマチャレ)に学生スタッフとして3年間参加してきて、得たものは多くあります。中でも大きいのが、参加者の子どもたちとの関わりと仲間との出会いです。

サマチャレは夏休みの5日間に、となみ野とよばれる地域を小学4~6年生の子どもたちと歩いて名所・旧跡を回る事業です。暑い中みんなで力を合わせてゴールを目指す中で、参加者は大きく成長します。はじめは弱音を吐いて隊列から遅れていた子どもが日を重ねると隊列の中でしっかりと歩くことができるようになり、班の仲間と声をかけながら歩くようになります。本番5日間で参加者と向き合う中でスタッフ自身も悩むことや苦しいことが多くあります。しかし、ゴールが近づき参加者のキラキラした笑顔や一生懸命に声を出し励まし合う姿を見ると、全てが吹き飛びやる気と感動が押し寄せてきます。参加者の中には何年も参加してくれている子もおり、学年を重ねるごとの成長も感じることができます。4年生の時には泣きながら歩いていた子が、6年生になり班の仲間を励ましながら歩く逞しい姿を見ることができるのは何年もスタッフを続ける醍醐味だと感じています。普段の生活では子どもに厳しく接することはあまりありませんが、サマチャレでは時には厳しい関わりの中で背中を押してあげることも必要になります。参加者との関わりの中で、子どもの特性を掴み、関わり方を模索する力もつけることができます。スタッフにとって自分のもつ力の幅が広がるとてもよい経験です。

もう1つスタッフとして関わって得たことは、素敵な仲間と共に成長できることです。学生スタッフは、本番5日間の子どもたちの安全をしっかりサポートした上で子どもたちの成長を促すことができるよう、年間を通して多くの研修と準備を行います。その中で、仲間とぶつかり合って自分の中の弱さを知り辛くなることも多々あります。しかしそれらの事としっかりと向き合い、自分自身が成長する事で本番をしっかりとやり遂げる力やよりよく生きる力を身につけていきます。自分と向き合うことも大切ですが、サマチャレスタッフの強みは、仲間同士で向き合いみんなで成長できることです。辛い時と嬉しい時も、必ず周りに仲間がいます。サマチャレに関わらない日常生活の中でも多くの時間を共有し、悩みを相談したり楽しみを共有したりしています。大学が異なるスタッフもいますが、サマチャレスタッフはサマチャレの仲間、ひとつという一体感があります。自分の弱さも成長もありのままを受け止めてくれる存在と出会えるサマチャレという事業には、とても感謝しています。本番中がむしゃらに頑張る仲間の姿は尊敬できるし、涙が出そうになります。学生スタッフを支えてくれる団長はじめ社会人スタッフの方々、地域の皆さんには心から感謝しています。

今年も仲間と一緒に小学生や地域に感動を伝えたい、作り上げます。

 

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